オトナ浴衣ふぇあ〜

オトナ浴衣とは

 オトナ浴衣とは、オトナなイメージの浴衣です。ワンランク上の浴衣ともいえるかもしれません。「浴衣以上、夏の着物未満」的なカジュアルなんだけれど、プチおすましなイメージ。その必要条件のひとつは素材。上質な綿や麻、あるいは綿と麻の複合素材、または絹と綿、絹と麻だったり、天然素材の風合いは着心地と見た目の上質感を与えてくれます。そして、柄。伝統的な日本古来の柄や縞、大正ロマン的な柄など。あきのこない長くご愛用いただけるもの。オトナ可愛さのあるものから、小粋なものまで、幅広くございます。そして、お召し頂ける期間が長いこと。オトナ浴衣は真夏だけのものではありません。5月から10月上旬まできられるものもございます。初夏から初秋にかけて、コーディネートひとつで長く楽しめるのもオトナ浴衣の良いところです。ここからここまでがオトナ浴衣という明確な定義はありませんが、京濱は夏を楽しくする着物スタイルを提案いたします。
期間:平成29年6月15日〜平成29年7月13日
期間以外にも取扱っておりますが、期間中お求めの方にはプレゼントをご用意しております。


浴衣にも襦袢:オトナ浴衣には襦袢(じゅばん)を着ます。襦袢というのは着物と肌着の間に着るもので、着物の衿の下に襦袢の衿が見えますし、着物の袂(たもと:袖の下の方)から襦袢の袂がみえます。襦袢を着ることで、浴衣とは一線を画す夏の着物になります。そして、足袋を履きます。浴衣に最適な襦袢は麻、もしくは綿ですが、暑い夏は汗を吸ってくれますし、着姿が良くなる効果もあります。もちろん、オトナ浴衣は襦袢なしで、純粋な浴衣としても楽しめます。

浴衣にも名古屋帯:オトナ浴衣には名古屋帯も締められます。浴衣というと半巾帯や兵児帯が定番ですが、オトナ浴衣には名古屋帯も似合います。夏の着物に使っている博多の名古屋帯や麻の名古屋帯が応用できます。襦袢を着て名古屋帯をすることで、完全に夏の着物スタイルになります。名古屋帯をすることで帯〆(おびじめ)・帯揚(おびあげ)が必要になりますが、このアイテムこそが着物の楽しさを倍増させるもの。帯〆ひとつで色々な表情をつくることができます。京濱では夏の帯〆が充実しておりますし、帯〆の代わりに使う、帯留(おびどめ)という飾りと三分紐(さんぶひも)のセットも豊富に取り揃えております。

浴衣にも草履:オトナ浴衣には下駄でなく夏の草履もよく合います。パナマやシザールといった南の植物を使った上品なものや、京濱では人気のカレンブロッソもオススメです

仕立はオーダー:オトナ浴衣は着姿が美しくなければなりません。着姿が美しくあるためには、御身体に合った寸法で仕立られていなければなりません。寸法が違っていると、着にくく、見た目もわるいばかりか、着崩れもしやすいのです。京濱の浴衣は全て反物で見て頂き、御身体にあわせた寸法で仕立ます。国内の手縫い仕立てです。仕立の期間は込み具合によりますが、3週間くらいの期間を頂いております。御注文はお早めに。

着方のレッスン:着物は自分で着ることが出来ると、着崩れがなおせますし、より気軽に着る事ができますので、是非、着方スキルを習得してください。京濱では、お求め頂いた方への着付けサービスをしておりますが、着方のレッスンも随時受け付けております。レッスン料は基本無料です。浴衣は着方を習うには、最適なアイテムですし、ご自分の寸法にあったものでレッスンする事で上達も早いと思います。ご利用ください。

オトナ髪飾り:オトナ浴衣に合う髪飾りもご用意しております。涼感のあるガラス製や透明感のあるかんざしなど、ワンポントをお楽しみください。

オトコ浴衣:オトナ浴衣は女性ものばかりではありません。男性ものも豊富に取り揃えております。男性ものと女性ものには着方、寸法の取りかたに違いがあり、女性ものに比べ、より正確な寸法設定が必要ですので、男性ものこそ、既製品ではなくオーダー仕立てのものが必須であります。