振袖とは

振袖とは日本の未婚女性の第一礼装です。基本的に。ですから正式な場面では堂々と振袖で行っていいんです。海外でも通用します。

でも、どんな振袖がいいのか?今はなにが流行なの?成人式のユニホームで写真を撮ってオシマイだったら、どんなのでもいいんじゃない?というギモンにお答えしますと、、、

振袖は日本の伝統衣裳です。伝統衣裳である以上、少なくとも、日本人の手によって作られたものであってほしくないですか?第一礼装である以上、ポリエステルのヌルリとしたもので正装していても気持ちよくないと思います。やはり伝統にのっとり絹であって欲しい。

今、振袖と一言にいっても、ポリエステルなどの化繊のもの、生地や染め、刺繍、仕立まで中国やベトナムで作られているもの、パソコンのプリンターと同じ、インクジェット印刷で染められているものが非常に多く出回っております。京都のブランドですといっても、よく見るとそんなものも多い。

柄を描く絵心というものには描く人の経験や環境が現れます。日本人の感性と外国人の感性で描かれたものはどこか違うものです。また手で描いたものと、コンピュータのソフト上で描かれたものでは歴然と深みが違います。

絹で日本製の手技にこだわると、ある程度の価格になってしまいます。が、それが正装というものなのです。正装という以上、そこに格式がなければなりません。「どこにでても恥ずかしくない」という面が必要なのです。

といわけで、どんな振袖がいいかというと、「絹で日本製の手工芸品で格式のあるもの」ということになります。格式のあるものとは、基本的に古典柄です。古典柄といっても堅苦しい御所車のようなものばかりではなく、のびやかなもの、全く古臭さを感じないものまで奥深い世界がございます。京濱の振袖は古典の領域を逸脱せず、未来に向けて通用する古典柄を念頭に製作しております

成人式に着て写真を撮るだけだからなんでもいいというお考えならば、お母様の振袖をおすすめします。お母様の時代の振袖は良いものが多い。日本に腕のいい職人が大勢いた時代ですから、相当に良い仕事のものがございます。安いレンタル用のものよりも、確実に上等です。

着物はもともと、洗張りをして作り直すという文化をもっています。振袖の場合も、当然、洗張りといって、一度反物に戻し、仕立直すことができます。洗張りまでせず、部分的な寸法直しですむ場合もあります。

シミや黄ばみも、技術が進んで、かなり修正することができるようになりました。取れないシミには刺繍や、染めで補正することも可能です。お母様の思い出を持った振袖をお嬢様へ受け継ぐというのは素晴らしいことでもあります。

京濱では、「伝統衣裳の第一礼装にふさわしい振袖」と「他の呉服店にはないオリジナリティのある振袖」を主題として振袖製作をしております。また、お母様の振袖をバージョンアップするためのオリジナリティのある小物コーディネートもおまかせください。