平成29年2月 スケジュール


営業時間10時より18時まで

今月のオススメ

知られざる・大島紬展

2月18日〜20日弊店にて
大島紬といえば、結城紬とならぶ2大紬として超有名です。結城紬はなくても大島紬なら家のタンスの中に1枚くらいはあると言う方は多いのではないでしょうか?でも一言に大島といっても色々な大島があり、大島紬の真の良さを持っているものは以外に少ないのです。実は大島モドキというものも以外に多く、高級品といわれるがゆえにニセモノが多い代表格です。大島紬の製作工程には気の遠くなるような工程があり、それを忠実に実行してのみ真の大島紬といえるのもが出来上がります。染めるまえの糸仕込みには糊付けという繊細な作業があり、絣糸を作るための締機をつかった作業も力と技のいる仕事です。そして染め工程は奄美大島で自生するテーチ木と泥染めですが80回以上の染めを繰り返します。それからやっとできる織りの作業。精緻な絣合わせには熟練の技が必要です。今回の大島展は、本来の大島紬の製法をかたくなに守っている真の大島紬といえるものを特集しています。滑らかで、もっちりとしたなんともいえない風合い、軽くシワになりにくく、雨に濡れても縮まない。精緻な柄を是非ご覧ください。

補足・・大島紬の絣には、他の紬にはない大島紬独特の絣技法があります。それは「一元(ひともと)」というものでタテヨコ2本ずつの絣糸で一つの絣を作るものですが、大島紬の基本とされている一元絣で製作されている大島紬はほんのわずかです。ほとんどの大島紬は「カタス」といってタテ糸が1本のもので、「一元」に比べ半分どころか4分の一くらいの手間でできてしまいます。大島紬のランクを決める独特の単位に「マルキ」というものがありますが、同じ7マルキでも、「一元」と「カタス」では全く出来映えが異なります。「カタス」の7マルキは「一元」7マルキ相当の絣の数であれば、実際の経の絣糸は半分です。(本来マルキとは絣糸の本数ですが、絣の数が7マルキ相当であるという名目のカタスにおいては本当のマルキは3.5マルキです。名目9マルキ相当のカタスでは実際は4.5マルキなのでマルキの謳い文句には注意が必要です)京濱では基本的に絣の大島は一元を扱っております。

伊と忠・カレンブロッソ フェア

2月末まで弊店にて
今月はお草履フェアです。履きやすさとフォーマルから普段着まで品のあるもの作りで定評のある、京都の老舗草履メーカー「伊と忠」と、カジュアル草履では絶大な人気を誇る菱屋の「カレンブロッソ」の草履は京濱で常時取り扱っている定番ですが、今月はお草履を御購入いただきますと、お出掛けのときに安心の超撥水足袋カバーをプレゼントいたします。カレンブロッソと超撥水足袋カバーがあれば、雨の日でも心配なしです。

振袖・振袖小物の会

2月23日〜3月末日 弊店にて
振袖に限らず着物はコーディネートが大切。帯〆1本で印象が変わりますし、帯〆帯揚の色合わせはセンスがためされるところです。また帯〆や帯揚などの小物が質の良いものだと、着付けをされる着付師さんにも一目おかれ、丁寧にしてくれるというウワサもございます。京濱では質の良い振袖小物を多数取り揃えております。時間をたっぷりとってご覧ください。
お母様の振袖を活用される方も最近増えております。お母様の振袖活用の際、帯〆や帯揚げなどの小物を新調されたり、寸法直しをされたりのご相談も承ります。お気軽にお申し付けください。

風呂敷の日ふぇあ

2月末日まで 弊店にて
2月23日はツツミで風呂敷の日です。京濱では常に風呂敷を豊富に取り揃えております。金封包みのサイズから、着物を包める大きいものまで。素材も絹、綿、レーヨンと御用途に合わせてオススメいたします。今月は風呂敷に名前を染める名入れをサービスさせていただきます。